ケアマネージャーに転職を考えたときに必要不可欠な履歴書。
その中でも志望動機に何を書けばいいのかわからず戸惑う人も多いのではないでしょうか。
志望動機は個人が自由に書ける部分なので、自分のことをアピールするのにとても有効です。
今回はケアマネージャーの転職の際に気を付けるべき志望動機の書き方を紹介していきます。
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目次
これからケアマネージャーに転職する人の志望動機
ケアマネージャーへの転職といっても、すでにケアマネージャーを経験している人と未経験の人では微妙に書くことは変わっていきます。
まずは未経験からケアマネージャーに転職する場合の志望動機のポイントを紹介していきます。
なぜケアマネージャーに転職したいのかを伝える
まず、なぜケアマネージャーに転職したいのかということを明確にする必要があります。
当然ではありますが、今より年収が上がるからといった福利厚生、労働条件に関わることは極力言わないほうがいいでしょう。
なぜケアマネージャーになりたいと思うようになったのか、ケアマネージャーを志望する理由をきちんと伝えられるような内容がベストです。
これまでの介護職の経験などを踏まえて、経験談などをうまく伝えることができれば、より説得力は高まります。
ケアマネージャーになってどうしたいのかを伝える
志望動機では現在のことだけでなく、ケアマネージャーになってからどのようになりたいのかもきちんと伝えなければなりません。
そのためにはケアマネージャーという職業がどういったものなのをきちんと理解しておく必要があります。
どうしても実際に働いたことがないので、抽象的な表現になってしまうことはしょうがないです。
それでも身近で働いているケアマネージャーの人を参考にして、できる限り具体的に何をしたいのかを伝えられるようにしましょう。
大切なのはやる気
未経験からケアマネージャーに転職する場合に最終的に重要になってくるのはやる気です。
施設側からすれば、未経験者をケアマネージャーとして採用するにはある程度のリスクが伴います。
せっかく採用したのにケアマネージャーの仕事に慣れることができず、中途半端に仕事を辞めてしまわれたら、大きな損害になってしまいます。
そのため、求職者に対しては本当にケアマネージャーとして働く自信があるのか、やる気があるのかを重視しています。
資格の取得はもちろんのこと、学ぶ姿勢を志望動機で伝えるようにしましょう。
ケアマネージャーの志望動機例文
私はこれまで介護福祉士として6年働き、主に有料老人ホームで高齢者の介護を担当してまいりました。
その中で、利用者様が満足してくださるサービスを提供するためには、きちんと設計されたケアプランがなければならないということに気づきました。
私はまだ先月資格を取得したばかりで、ケアマネージャーとしての業務は経験したことがありません。
しかし、これまで介護福祉士として働いてきた経験を元に、より利用者さまに寄り添ったケアプランを提案できるようになりたいと考えております。
ケアマネージャー未経験者の志望動機
ケアマネージャー経験者であれば、採用においても優遇されることは間違いありません。
ただ、志望動機などを明確に伝えなければ職場とのミスマッチなどが起こる可能性があります。
現状の把握と自分自身のためにも、志望動機で話すことは明確にし、伝えられるようにしましょう。
より具体的な経験から志望動機をつくる
ケアマネージャーを経験していることを活かし、これまでの業務で自分が活躍したことを積極的にアピールしましょう。
ケアマネージャーとしてどんなことをしてきたのかをきちんと伝えることができれば、自分のことを効果的にアピールすることができるので転職の際も有利になるでしょう。
自分の経験談を自慢のように書いたり、ただ事実を羅列するのではなく、経験をもとに自分は今後どうしたいのかといった将来的なことをきちんと書くようにしましょう。
この職場でなにがしたいのかを明確に
すでにケアマネージャーとしての経験がある場合は、より具体的に職場について触れてみるといいでしょう。
介護職は施設形態によって業務内容は大きく異なります。
そうした違いを参考にして「今の自分がやりたいことはあなたの施設でないとできません」ということを伝えるようにしましょう。
この職場でなければダメというものを見つけることができれば、志望動機もグッと書きやすくなります。
ケアマネージャー経験者の志望動機
4年間特別養護老人ホームでケアマネージャーとして働いておりました。
介護福祉士や看護師、施設のすべての従業員と連携をとりながら、利用者さまとご家族の一助になれるように尽力しておりました。
そんなか、より利用者さまと近い距離でサービスを提供でき、今後増えていくと思われる訪問介護ステーションに興味を持ちました。
こちらの訪問介護ステーションのご家族との信頼関係を大切にするという理念に共感し、こちらの施設を応募させていただきました。
志望動機を書く際のテクニック
文章は短く端的に
志望動機を書く際は端的にカキましょう。
~で、~で、~だから~でという風に一文を長くしてしまうと分かりづらくなってしまいます。
数字など具体的な要素を加えると説得力が増す
何年働いていたのかなど、具体的なことをきちんと書くことによって文章の説得力が増します。
あまりに細かく説明すると逆にごちゃごちゃしてしまいますが、重要だと思われることはできるだけ細かく書くようにしましょう。
志望動機を完璧にしてケアマネージャーに転職
ケアマネージャーに転職する場合は志望動機が必要不可欠です。
自分の経験や状況に合ったことをきちんと書くことで、転職での書類選考などもより通りやすくなるでしょう。
また、志望動機を明確にすることは施設とのミスマッチを減らすことにも繋がります。
自分が転職したいのはどんな職場なのか、転職してどんなことをしたいのかを今1度考えてみるようにしましょう。