インテークとは?

インテークとは?

介護現場で使われているものに「インテーク」という言葉があります。

ここではインテークがどのような意味を持っているのかを広く紹介していきます。

インテークをするときに持つべき観点や注意点にも触れていますので、ぜひ参考にしてください。

インテークとは何か?

インテークという用語自体は心理学や精神医学において用いられるものであり、その意味は医者や心理カウンセラーによる、クライアントが現在直面している心理的な問題を解決するための問診のことです。

介護業界で使われるインテークとは?

インティークは近年は介護分野においても使われています。

その場合、インテークはケアマネージャーが利用者と最初に直接出会うことを意味します。

ただ顔を合わせるだけではなく、利用者やその家族が抱えている問題を調査してその問題を解決するために面談します。

ケアマネージャーはインテークにおいて利用者から聞いたことを記録して、その内容に基づいてどのような介護サービスが適切なのかケアプランを作成していきます。

そのため、ケアマネージャーにとって非常に重要な業務の1つになります。

インテークには3つの観点が大切です!

インテークには3つの観点が重要になります。

言語的情報を聞き取るよう意識する

1つは言語的情報を聞き取ることです。

インテークはケアマネージャーが利用者のケアプランを作成するために利用者と会って話を聞くわけですから、利用者が発する言葉をしっかりとメモします。

もちろん、あらかじめ記録していいかどうか許可を取る必要があります。

ただし、あまりにもメモを取ることに集中してしまうと、相手が話していることを聞き漏らしてしまうこともありますので、しっかりと聞くことに耳を傾けましょう。

非言語的情報も見逃さないようにする

もう1つは非言語的情報も理解することです。

利用者が発する言語は何も口から出る言葉だけではありません。

無口な人やあまり喋るのが苦手な人はしぐさ、態度、表情、手振りなどのボディランゲージを通してさまざまなメッセージを発信します。

そのため、ケアマネージャーは、利用者がどのような非言語的情報を出しているかも把握しておく必要があるのです。

少なくともインテーク中にケアマネージャーが利用者から受けた第一印象を記録しておくと、将来的に問題解決のために何か役立つかもしれません。

人間関係の構築を目指そう

最後は良好な人間関係を構築することです。

ケアマネージャーがやるのは情報収集することだけではありません。

ケアマネージャーと信頼関係を構築することも大切なことです。

信頼関係があれば、利用者は安心してケマネージャーに言いにくいことや不安をありのままに話すことができます。

とにかく同意や共感を基調とした傾聴を心がけることです。

相手からいきなり否定的なことを言われると、不安と不信感を持ちやすくなります。

最初はとにかく相手を理解していることを、間接的に伝えるためにケアマネージャーから利用者に歩み寄ることが大切です。

いきなり介護のことを聞くのではなく、簡単な世間話から入って緊張をほぐしてあげるのもいいでしょう。

インテークを実践する際の2つの注意点!

インテークの際に注意するべき点があります。

1つは問題の背後に何があるのかを考えることです。

利用者や家族が相談してくるときには何らかの問題を抱えています。

特に突拍子もないことを言って、現行の介護サービスでは対応できないことを要求してくるケースはその典型的な例です。

その要求の背景には何があるのかを聞き出さないと適切な提案をすることができません。

なぜそのような相談をするのかを考えながら対応しましょう。

また、利用者は少なからず初めて会うケアマネージャーに対して不安を持っています。

その不安を解消させることを常に意識して共感の姿勢で相手の話を聞いてあげましょう。

マニュアルや自問自答も大切!

介護職員として転職するときには、インテークに関するマニュアルを作成している事業所をおすすめします。

それというのも、ケアマネージャーに昇進して初めてインテークを行うことはとてもハードルの高い業務だからです。

新人に限らずベテランのケアマネージャーであっても、正確な判断を下すためにどのように情報を収集して整理すればいいのかわからなくなる場合もあります。

そのようなときに最低限やるべきことを明記したマニュアルが作られていると、うっかりミスも減らすことができてとても便利です。

また、自分が本当に利用者に適切な対応ができているかは、的に見るようにすることも大切です。

そのため、自分の働きに安易に納得するのではなく、常に自問自答して日々自分を見つめることが重要です。

まとめ

インテークというのは本来心理学や精神医学の用語ですが、介護分野においても用いられています。

その場合はケアマネージャーが初めて利用者と面談することを意味します。

ケアマネージャーは利用者が話す内容だけでなく、ボディーランゲージにも注意を払いながら共感の姿勢で傾聴することを心がけることが大切です。

そうすれば信頼関係も構築できて利用者は何でも話してくれるようになります。

利用者が無茶な要求をしてもその背後にどのような問題点を抱えているかを把握する姿勢も必要です。

ちなみに、転職をするときにはインテークのマニュアルがある事業所を選ぶことをおすすめします。