ケアプランとは?

ケアプランとは?

介護の現場でケアプランの内容を理解し、ケアにあたることの重要性は周知のとおりです。

しかしケアプランがどのようなものなのか、どうして必要なのか理解しているようで理解できていない部分もあるかもしれません。

よりよい介護を提供するためにケアプランについてご説明します。

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ケアプランの必要な人はどのような人?

ケアプランを作成できるのがケアマネージャー(介護支援専門員)です。

介護を必要としている本人が作成することもできますが、一般的ではありません。

ケアマネージャーが本人や家族の状況を把握してプランを作成しますので、大多数の方がケアプランをケアマネージャーに依頼します。

ケアプランの必要な人はどのような人でしょうか?

それは要介護の認定を受けた人です。

介護認定は、専門調査員が本人に面談しその結果をもとに、市区町村が判定します。

要支援1、2と要介護1~5の7段階に区分されています。

このうちの要介護1~5に該当する人が介護保険の介護サービスを利用できます。

介護サービスを利用するのに必要なのがケアプランです。

ケアプランができあがるまで

ケアプランは本人に合ったサービスを、本人該当の介護区分で受けられるサービスの上限額内で計画されます。

ケアマネージャーがケアプランを作成するのに、アセスメントが行われます。

アセスメントとは要介護者が今まで、どのような生活をしてきて現状にいたったか?

現在どのような状況なのか?

困っていることはどのようなことなのか?

といったことを事前に調査することです。

次にカンファレンスという会議を行い、アセスメントで得た情報を基に支援者たちで話し合います。

そしてケアプラン作成し、その後ケアプランの内容を本人と家族に説明します。

以上がケアプラン作成の大まかな流れです。

ケアプレンは本人の希望を尊重し、家族や医師、サービス提供施設の職員の意見なども聞き入れ作成していきます。

アセスメントシートの重要性

ケアプランを作成するアセスメントの際に、ケアマネージャーの殆どの方はアセスメントシートを利用しているでしょう。

アセスメントシートは介護を必要としている人の情報を集約したシートです。

本人や家族から聞き取りした希望や状況を記入していきます。

アセスメントシートは、これではなくてはいけないといった形式はありません。

ただ、このアセスメントシートはケアマネージャーがケアプランを作成するだけではなく、介護サービスを提供する全ての人たちにとって役立つシートです。

ケアプランもアセスメントシートを軸にして考えます。

それに専門職の方々の意見加味されることで、よりよいケアプランが生まれます。

ケアプランは限度額内で計画

ケアプランは限度額内で計画されていますが、まれに限度額を超えたケアプランを作成する場合もあるようです。

それは家族や本人からの要望によるものです。

家族では介護が補えなかったり、本人が家族に迷惑をかけたくないといった精神状態から、限度額以上のサービス利用を望む場合も少なくないのです。

ただこういった場合、家族や本人に経済的負担がかかってしまいます。

ですので限度額を超過するようなケアプランをケアマネージャーから提案することは殆どありません。

家族や本人の負担をできるだけ軽減したケアプランを限度額内で計画するかが、ケアマネージャーの腕の見せ所です。

ケアプランを基に介護は行われる

介護の現場で働く人達は、どれくらいケアプランを意識しているのでしょうか?

サービスの利用が決まった利用者について知るため、一応はケアプランに目を通すことでしょう。

施設によってはケアプランをもとに介護計画を立てているところもあるようですが、ケアプランを読み、参考にすることは忙しい職場では難しいかもしれません。

しかしケアプランを読むことで、利用者の過去の健康状態から現在の健康状態、現在の精神状態まで読み解くことができます。

「自分は介護のプロなので、直接利用者と接し、介護方針を自分自身で決めた方が楽」

と考える場合でも、ケアプランを意識することで、仕事の負担が軽減される場合もありますのでケアプランを意識してみることも必要です。

ケアプランの目的

本人と家族が希望するサービスを利用するためのケアプランですが、このケアプランでのサービスを利用することによって、本人や家族の負担を軽減して生活をしていけるようになることが目的です。

ケアプランを作成するまでに何度も本人や家族と面談し、多くの人の意見を聞きできあがります。

より良いケアプランを計画するには、本人や家族との人間関係を築くことも大切になります。

本人や家族の信頼を得られなければ、深い情報も得ることができません。

本人や家族から得た情報が本人や家族の負担を軽減するケアプランとなることを、ケアマネージャーは意識しているでしょう。

ケアプランが心のよりどころ

ケアプランが本人や家族だけではなく、介護の現場でも必要なものであることを説明しました。

ケアプランは介護の必要な本人や、家族にとって、心のよりどころになる場合もあります。

このケアプランどおりに行なえば回復できると本人は思い、家族は介護の重圧から解放されると思う場合もあるでしょう。

ケアプランは数か月おきに見直しがされます。新しい項目がプラスされている場合もあります。

その情報が介護の現場で重要度の高い場合がありますので注意して確認することが重要です。

ケアプランを見直す際、ケアマネジャーは現場の声も多く聞き入れて計画する場合が一般的です。

普段から利用者の状況を把握していることがケアプランの作成に役立ます。