病院の介護職へ転職するには?求人内容・待遇・業務内容

病院の廊下

病院での介護職への転職にチャレンジしたいけど、自分でも転職できるか不安と悩んでいるあなた!

病院と働く介護職と一般の介護施設で働く介護職ではどう違うのか、また転職するには特別な資格や条件が必要なのかなど、気になる疑問は多いと思います。

そこで今回は病院への転職を考えている介護職の方に役立つ知識をご紹介します。

※本ページにはPRが含まれます。

病院への転職は転職サイトを活用するのが確実!

病院への転職というとハードルが高く聞こえますが、一般の介護施設へ転職するのと同様に、転職サイトの活用をおすすめします。

特に転職コンサルタントが無料でサポートしてくれる転職サイトであれば、初めて病院へ転職する方にもおすすめの求人を見つけてきてくれます。

病院の求人情報を見ても、専門用語ばかりで分かりづらいことが多く、また看護師メインで介護職については簡単にしか説明されていないところもあります。

そのため転職コンサルタントに要望を伝えて、要望にかなった求人を見つけてもらった方が確実です。

これまで転職サイトを使ったことがないという方は、こちらの記事におすすめの転職サイトをまとめているので、ぜひ参考にしてください。

介護転職サイトを徹底比較!おすすめのポイント・理由の解説つき

では病院で働く介護職と一般の介護職ではどう違うのでしょうか。

ここからは両者の違いを解説し、転職するのに必要な資質や資格を解説していきます。

病院の介護職と一般の介護職はどう違うの?

業務内容

基本的には病院であっても業務内容は一般の介護士と変わりません。

排せつ・食事・入浴の介助や、ベッドシーツの交換などが主な業務となります。

ただし介護施設とは異なり、病院はより多くの患者さんを治療することを目的としているので、作業効率や作業のマニュアル化が重要視されています。

そのため患者ひとりひとりに寄り添う介護を行いたい、とうのは難しいでしょう。

また介護職が医療行為を行うことは出来ないものの、看護師や医師が行う医療行使の補助はすることになります。

容態が急変したときなど、緊急事態には臨機応変に対応する能力が求められます。

待遇

介護職を募集している病院は、比較的規模の大きい総合病院などが多く、福利厚生や社会保障は充実している傾向にあります。

また夜勤手当や残業手当もしっかりついているので、一般的な介護施設で働くよりか給与は良くなると考えていいでしょう。

ただし医療業界も介護業界と同じように人手不足が悩みの種となっており、病院によっては一人の職員に仕事が集中しているケースもあります。

病院に転職したからといって、必ず仕事が楽になるわけではないと覚えておきましょう。

転職しやすさ

転職しやすさでいえば、病院勤務よりも一般介護施設の方が、転職しやすいといえるでしょう。

介護士を募集している病院の数自体が少ないので、一般的な介護職の方が当然転職はしやすくなります。

そのため病院へ転職したいと考えている方は、あらかじめ転職コンサルタントに要望を伝えておき、求人が出ればすぐに報告してもらえるようにしておきましょう。

病院で働くには資格が必要?

病院で働くからといって、特別に資格が必要になることはありません。

中には未経験者でも求人を行っている病院もあります。

しかし当然資格を持っておいた方が転職では有利になるので、無資格の方は介護職員初任者研修など取得しておくことをおすすめします。

また喀痰吸引等研修の資格を取得しておくと、医療行為の一部が認められるようになるので、病院への転職は非常に有利となります。

医療に関する知識を学びたい方におすすめ!

病院では医療行為が日常的に行われており、間近で見ているだけでも医療に関する知識を身につけていくことができます。

そのため将来的には医療業界で働きたいと考えている介護職の方は、病院で働くこともおすすめしています。

また介護福祉士ケアマネージャーなど、将来的に様々な機関と連携を取りながら包括的な介護を行うポジションに就く場合、病院での勤務経験が役立つこともあります。

介護職としての知見を広げるためにも、病院での勤務を検討してみてもいいでしょう。

看護師とのすれ違いがストレスになることも…

病院で働く介護職の方の悩みで多いのが、看護師との関わりでストレスを抱えるケースです。

看護士の中には介護職を自分たちより下の仕事だと見下して、きつくあたる人もいるようです。

また職場で使われる言葉も医療用語が多く、慣れるまで時間がかかり、周囲の看護師からのプレッシャーもきつく感じることも多いとのこと。

看護士の仕事も激務なので、ストレスの溜まりやすい職場といわれています。

自分に合わないと感じたときには、早めに次の職場を見つけるといった柔軟性が必要になるかもしれません。

看護独特の準夜勤に戸惑う人も多い

病院によっては日勤や夜勤の2交代制ではなく、日勤・準夜勤・夜勤の3交代制でシフトを組む病院もあります。

準夜勤のシフトに入った場合、深夜の1時ごろまで働き、翌日は午後出勤で働くのが基本的です。

介護業界の夜勤とは異なり、翌日が休日となることもないので、体力的にも精神的にもきつく感じる人が多いようです。

実際に働いている勤務時間が変わらなくても、2交代制と3交代制では感じる負担が全く異なるので、介護業界の夜勤に慣れている人は注意が必要です。