うつ病で悩む介護職におすすめの転職先とは?

頭を抱えるスーツ男性

うつ病で悩む介護職の方は、転職をして職場を変えることを検討してみましょう。

精神的な病気を発症する原因の多くは人間関係や勤務体制にあります。

そのため転職をして環境を変えることができれば、うつ病の再発を防ぐことが可能です。

そこで今回はうつ病で悩む介護職の方におすすめの職場を紹介します。

もちろん、現在進行形でうつ病に悩んでいる方は、まずは完治を優先にして仕事を休むようにしてくださいね!

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あなたは大丈夫?うつ病診断チェック

まずはあなたがうつ病にかかっているか、簡単な診断チェックを行いましょう。

すでに病院で「うつ病」と診断を受けている方は、診断チェック以降の記事をお読みください。

また当てはまる項目が少ない方でも、症状がひどければうつ病、その他精神的な病気の可能性があります。

働いていて苦しいと感じたら、病院へ一日でも早く相談することをおすすめします。

  1. 何もしていないのにだるく感じる・または疲れやすい
  2. 騒音が気になる
  3. 気が沈んだり気が重くなる時間が多い
  4. 音楽を聴いていても楽しくない
  5. 朝起きるのがつらい
  6. 会話に集中できない
  7. 首や肩こりがひどい
  8. 頭痛がひどい
  9. 寝つきが悪い
  10. 不注意によるミスが多い
  11. 食事が美味しくない
  12. テレビを見ていても楽しくない
  13. ときどき息苦しくなる
  14. のどの奥にものがつかえている感覚がある
  15. 人生がつまらなく感じる
  16. 仕事の効率が落ちている
  17. 以前にも同じ症状がある
  18. 元々の性格は几帳面である
  19. 何事も頑張るタイプである

上記の項目に半数以上該当する方は、精神的な疲れがかなり溜まっている状態なので、今すぐにでも対策を練る必要があります。

ストレスの原因となっているのは何なのか考え、生活の中から排除するように努めましょう。

またほとんどの項目に当てはまっている方は、うつ病である可能性が高いので、精神科のある病院に診察してもらうことをおすすめします。

介護職でうつ病になる主な原因

  • 職場の人間関係によるストレス
  • 利用者・利用者家族とのトラブル
  • 変則的な労働時間による生活リズムの崩れ

介護職の方でうつ病にかかる主な原因は上記の3つです。

それぞれの原因が複合的に絡むことによって、強いストレスを感じるケースが多いようです。

また給料が低いため、苦労が報われないという虚しさもストレスを生み出す要因になっているようです。

職場の人間関係によるストレス

介護業界は人手不足に悩まされており、幅広い人材を雇用しているので、職場にはいろいろな境遇の人が集まることが多いです。

そのため些細なことからいじめや嫌がらせなど、人間関係のトラブルに発展してしまい、人間関係が原因でうつ病を発症する人はたくさんいます。

人間関係がストレスの原因となっている場合、転職することでストレスから解放されることが多いので、いち早く転職を検討することをおすすめします。

利用者・利用者家族とのトラブル

利用者や利用者家族とのトラブルも、多くの介護職を悩まされている原因の一つです。

最近では職員に無理な注文を押し付けるモンスター利用者も増えており、抵抗できない職員に暴行やセクハラを働く利用者もいます。

中には痴呆症やアルツハイマーの症状から暴力を働く利用者もいますが、職員としては非常に強いストレスになっているようです。

うつ病で悩む介護職は多い

近年では人手不足から一人の職員に仕事が集中してしまい、うつ病で悩む介護職員の数は増加傾向にあります。

しかしうつ病で退職してしまい人手が減ってしまえば、さらに残った職員へ負担を掛けることになるので、介護業界でも改善の動きは進んでいます。

また人手不足で悩んでいる介護施設は全体の25%というデータも出ており、体制の整った職場へ転職することで、かなり楽になったと実感する方も多いです。

そのため今の仕事場が辛いからといって、他業種へ転職するだけでなく、違う施設へ転職するという選択肢も考えてみてください。

うつ病を抱える介護職におすすめの転職先

ここからはうつ病を抱える介護職の方にお勧めの転職先を紹介していきます。

パートタイムで働けるデイケアセンター

長時間の労働がきつい状態の方は、まずはパートタイムで働けるデイケアセンターに転職してみてはいかがでしょうか。

決められた時間で働くことができるので、肉体的にも精神的にも負担をかなり楽にすることができます。

また夜勤シフトにも入らなくていいので、生活リズムを整えて心のケアに集中することも可能です。

比較的要介護度が軽度の利用者さんが多いので、介護業務の負担が少ないというのもメリットです。

障害者介護施設

高齢者の介護施設に勤務していた方は、障害者の方向けの介護施設への転職を検討してみてもいいでしょう。

後天的な事故や病気で障害を抱えた人達が利用する施設では、ほとんどの生活行為を自立して行える人が多く、介護職の負担が少なく済むことが多いです。

利用者の方たちとのコミュニケーションも取りやすいということもあり、介護職のやりがいを再認識したという声も聞きます。

介護事務

介護現場で働くことが辛くなってきたのなら、介護事務へ転職してみるのも一つの手段です。

介護業界で働いた経験のある方であれば転職でも有利になるので、事務関係の勉強を始めてみるといいでしょう。

腰を痛めて介護業務が厳しくなった方なども、介護事務へ転職して介護業界で働き続けるケースが多いです。

転職コンサルタントに相談しながら転職先は決めよう!

うつ病の人が転職先選びで重要視べきは、職場の雰囲気であったり、勤務体制の実情です。

しかし求人情報を見ただけでは、部外者が内部の実情を知ることはできません。

そこで転職コンサルタントに相談をして、あなたに適した求人情報を紹介してもらうことをおすすめします。

介護の転職サイトを利用すれば、費用は無料で転職コンサルタントサービスを利用することができます。

1人1人に合った求人情報を紹介してくれるので、あなたの要望をしっかりと伝えるようにしておきましょう。

おすすめの転職サイトはこちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてください。

介護職の面接を成功させるコツ!よくある質問や対策集

うつ病の症状が治まるまでは安静にしましょう

現在進行形でうつ病の症状を発症しているという方は、うつ病の症状が治まるまでは安静にしておくようにしましょう。

うつ病を患ったまま働き続けても症状を悪化させるだけなので、必ず医師の許可があるまで仕事は休職するようにしましょう。

うつ病にかかる方は責任感が強い人が多いので、仕事を休むことに引け目を感じるかもしれませんが、まずは自分の体を最優先に考えるようにしましょう。