介護職の面接を成功させるコツ!よくある質問や対策集

転職の面接

介護職への転職は、面接か結果を左右するといっても過言ではありません。

一般的に介護業界の採用試験では筆記試験などはありませんが、面接によって人間性や社会性は重点的にチェックされます。

そのため介護職への転職を成功させるには、面接の対策を練っておいた方がいいでしょう。

このページでは介護職への転職を成功させるコツや、よくある質問の対策集を解説しています。

※本ページにはPRが含まれます。

面接前日までの済ませておくべき準備

  • 履歴書の記入
  • スーツの用意
  • 面接会場までのアクセスチェック
  • 目覚まし時計のセット
  • お酒を飲みすぎないこと

面接前日には上記の準備を済ませておきましょう。

履歴書の資格欄は漏れなく記入

履歴書の資格欄には、どんな資格でもいいので、持っているものは漏れなく記入しておきましょう。

たとえば普通運転免許証などは、持っておくと介護業界では非常に重宝されます。

利用者と遠距離移動する場合などには、車が必要不可欠だからです。

簿記やオフィスソフト関連の資格などを持っていると、ちょっとした書類作成や事務の仕事を手伝うことができるのでチャンスです。

介護職は利用者の生活を支えることが仕事になるので、どんな資格でも生かされる場面がきっとあります。

そのため介護に関係なさそうなことでもいいので、履歴書の資格欄は漏れなく記入するようにしましょう。

遅刻しないようにシミュレーションしておこう!

転職の面接において遅刻することは致命的なミスです。

そのため絶対に遅刻しないように、面接会場へのアクセスを調べ、交通機関の時間などもチェックしておきましょう。

Googleマップなどを活用して、家から面接会場まで何分かかるのか、しっかりシミュレーションしておくことが大切です。

介護の現場には決まった時間に必ず所定の薬を飲まなければならない利用者などもいるため、時間を守ることは介護職の基本中の基本です。

面接に遅刻してしまうと、かなり心証を悪くしてしまうのでご注意ください。

面接当日の服装は清潔に!

続いて面接当日の服装を説明していきます。

男女ともに基本的に介護職への面接はスーツで行くようにしましょう。

面接後に研修があるなどで、服装が指定されているといったことがないかぎり、スーツを着ていくのが無難です。

また着ている服だけでなく、髪型(男性は髭も)を整えておき、清潔感のある格好を意識しましょう。

髪色も落ち着いた色、できれば黒が好ましいので、染めている人は染めておくといいでしょう。

介護職の場合、衛生面もチェックされることもあるので、爪を切っておくなど不潔な印象を与えないようにしておきましょう。

面接の受け答えはハキハキと!

面接本番ではとにかくはハキハキと元気よく受け答えをするようにしましょう。

どの業界でもそうですが、明るい人は面接官に良い印象を与えます。

無理に声を張り上げる必要はないですが、しっかりと顔を上げて、相手の目を見ながらはっきりと喋るように意識しましょう。

また施設内ですれ違った職員や利用者にも、元気よく挨拶するなど徹底しておきましょう。

挨拶を重要視する介護施設は多い?

介護業界では挨拶を重要視する施設や事業所は多いです。

介護の基本は人と人とのコミュニケーションなので、その第一歩である挨拶を大切にしているのでしょう。

また自然と挨拶が飛び交う職場は、人間関係のトラブルを抱えている可能性も少ないので、転職先としてもおすすめです。

挨拶は苦手だな、という方も、介護職の立派な仕事の一つとして、挨拶に取り組むようにしましょう。

介護職の面接でよくある質問と模範解答

それでは最後に、介護職の面接でよくある質問と模範解答を紹介していきます。

介護職の面接でよくある質問は以下の7つです。

  • 介護業界を希望する理由は?
  • なぜ当社を希望したのですか?
  • 前職はなぜ辞めてしまったのですか?
  • いつから働くことができますか?
  • 人とのコミュニケーションは好きですか?
  • 将来の介護士としてのビジョンはありますか?
  • 何か質問はありますか?

ここからはそれぞれの模範解答を紹介していきます。

介護業界を希望する理由は?

祖母の介護を通して、介護という仕事の重要性のやりがいを知ったからです。

元々人とふれあう仕事をしたかったこともあり、介護業界への転職を決めました。

資格は持っていませんが、利用者様を笑顔にするような寄り添う介護をやっていきたいと思います。

なぜ当社を希望したのですか?

公式サイトを見て、利用者様だけでなく職員の皆様も生き生きと働いていると感じたからです。

また資格取得支援制度も充実しているということで、介護福祉士を目指す私には大きな魅力を感じました。

今日あらためて施設(事業所)を見せていただき、その思いは一層強まっています。

前職はなぜ辞めてしまったのですか?

業績が悪化したことにより、倒産が決まったので退職することになりました。

これからのキャリアを考え、もっと利用者に寄り添った介護をやっていきたいと思ったからです。

いつから働くことができますか?

明日からでも大丈夫です。

引っ越し作業があるので、〇月△日からであれば大丈夫です。

将来のビジョンはありますか?

将来的には介護職としての実務経験を積み、介護福祉士などの資格を取得していきたいと考えています。

その後はケアマネージャーなど、経験を活かした仕事にも挑戦していきたいと考えています。

何か質問はありますか?

社内研修制度や資格支援制度があるとお聞きしたのですが、研修内容や支援制度の内容を教えてください。

介護職では経歴よりも人となりが重要視されます

介護職としてのキャリアがある方でない限り、以前の職場でのキャリアなどは面接で大きなポイントにはなりません。

それよりも性格や人柄が重要視される業界と考えておきましょう。

大切なのは利用者から寄り添って欲しいと思われる介護士になれるかどうかです。

そのため実績がないからといって、転職は不利になると思い込む必要はありません。

介護職として働きたい意欲をしっかり伝えることができれば、無資格・未経験の方でも転職は可能です。