介護職で夜勤なしの職場へ転職するには?求人の探し方を教えます

介護職で夜勤なしの職場へ転職するには?求人の探し方を教えます

介護職は人のために働く素晴らしい仕事ですが、実際に働いていて一番大変なのは夜勤ではないでしょうか。

夜勤での緊張状態の継続と昼夜逆転してしまう状況は、体力のある方でも大変です。

そんな中、介護職として夜勤のない環境で働ける職場がありますので、ご紹介いたします。

※本ページにはPRが含まれます。

夜勤のない介護の職場、デイサービス

デイサービスという言葉をよく聞ききますがご存知でしょうか。

デイサービスとは別名、通所介護と言われるサービスです。

要支援または要介護1~5の認定を受けた、在宅高齢者を対象としたサービスです。

このサービスで求められる仕事内容は、高齢者の食事・入浴・機能訓練・レクリエーションなどのサービスの提供です。

デイサービス(通所介護)は、利用者の方に介護施設に来ていただき、介護サービスをおこなう介護施設です。近年では、利用者の様々なニーズに応えるために種類も多様化してきてます。そのため、一度デイサービスで働いたことのある人でも、新しい経験のできる職場だといえます。ここでは、デイサービスへの転職ヲ考えている人に向けて、年収や仕事内容などを解説していきます。

それに加えて、高齢者の体調管理や諸々の日常生活の支援を行います。

夜勤なしの職場ですが、事業所によっては介護保険適用外の宿泊サービスを提供するところもあり、そちらでは夜勤が発生する可能性もありますので注意が必要です。

基本的には、デイサービスは夜勤なしの介護職です。デイサービスのやりがいは、利用者が次第に自分のことを覚えてくれて、デイサービスを楽しみにしてくれることです。

現場を盛り上げていくのは大変ではありますが、喜んでくれる姿を見ると励みになります。

また多様な利用者がいるので、いろんな人と接することでコミュニケーション能力が高まります。

デイサービスで働くために必要な資格は?

転職してデイサービスで働く場合は、介護職員初任者研修、ヘルパー2級以上の資格を保有していると歓迎されますが、もちろん資格がなくても働ける事業所も多いです。

介護職員初任者研修とは、介護業界でのキャリアパスの第一歩といえる資格です。介護施設職員の必要事項に盛り込まれていることも多いので、介護業界に転職しようと考えている方は取得しておくといいでしょう。

また、事業所によっては、資格費用の一部や全額の負担をしくれる施設もあります。

デイサービスでは、リクリエーションがメインになります。

ですから明るく元気でポジティブなコミュニケーションを取れる人が求められます。

給与水準としては、月額10万円台半ばから20万円台半ばまでの広がりがあります。

平均月収は10万円台後半です。

夜勤のない介護の職場、デイケア

デイケアとは、通所リハビリテーションと呼ばれるサービスで、リハビリテーションがメインの仕事です。

要支援・要介護認定を受けている方を対象として、夜勤なしのデイサービスと同じように、夜勤なしの日帰りでサービスを提供します。

デイケアはデイサービスと混同されることが多いですが実際の業務内容は大きく異なります。このページでは、デイケアとデイサービスの違いや実際の仕事内容や給料などについて詳しく説明していきます。

介護する方ができる限り自分一人で日常生活を送れるように、リハビリテーションを通して身体能力を回復させるお手伝いをします。

場所によってはリハビリ以外にも食事・入浴・レクリエーションを提供する事業所もあり、デイサービスと同じような仕事内容の場合もあります。

デイケアも夜勤なしの介護職です。デイケアのやりがいは、コツコツと積み上げて一緒にリハビリをし続けた結果、その努力が実った時の感動はひとしおです。

歩行困難な人が歩行器や杖を持って歩けるようになったり、介護が必要だったことが必要なくなったりして、それを感謝されると心から嬉しくなります。

デイケアで働くために必要な資格は?

デイケアに転職して働く場合は必要要件として、介護職員初任者研修、ヘルパー2級以上の資格が求められるケースがほとんどです。

事業所によっては無資格で働くことが可能で、働きながら資格を取得していく施設もあります。

デイケアでは、理学療法士・作業療法士などのリハビリテーションを間近で見ることができて、彼らと連携してチームプレイで働くことができます。

近年では介護業界で働く作業療法士の数も増えており、転職して失敗したと後悔している人も少なくありません。このページでは介護業界で働く作業療法士の業務内容や、年収や待遇などの転職事情を紹介しています。

知識の幅を広げたい場合は最適な職場環境といえます。

デイケアの給与水準は、デイサービスの給与水準と同じぐらいです。

月額15万円から月額26万円ほどの範囲に収まり、平均月収は18万円前後になります。

夜勤のない介護の職場、訪問介護

訪問介護とは、利用者が自宅で何不自由なく生活できるように、必要なサポートを行うことです。訪問介護をする人を訪問介護員、またはホームヘルパーと呼びます。

ホームヘルパーは利用する方の家に訪問し、サービスを提供するのです。

訪問介護は、介護職員が直接利用者の自宅にいき介護サービスをおこなう事業です。訪問介護でパートやアルバイトをする人は全体の8割と多くの人が非正規雇用で働いています。ここでは、訪問介護の年収や持っておくと良い資格などを紹介し介護訪問の求人について解説していきます。

提供するサービスは、生活援助と身体介護で、生活援助は主に、調理・洗濯・掃除・日用品の買い出しなどになります。

そして身体介護とは、食事補助・入浴介助・排せつ介助・車椅子への移乗などです。

場所によっては24時間対応をしている事業所もありますので、夜勤なしの介護を希望する際には気をつけて下さい。

訪問介護で働くのに必要な資格は?

訪問介護の仕事に転職する場合は、介護職員初任者研修、ヘルパー2級以上の資格が必須になります。

必要要件ではなく、必須要件なので注意が必要です。

訪問介護のやりがいは、利用者の個別ニーズに応えられるところです。

施設でみんなまとめて介護するケースと違い利用者のお宅に訪問するので、一人一人の要望に沿ったズレのないきめ細やかな介護をすることができます。

そしてやりたいことを叶えてあげることができるのです。

例えば外出を希望している方と一緒に外出されると本当に喜んでくれて、感謝される喜びを感じることができます。

訪問介護の仕事内容の特徴は、一人一人にじっくりと向き合った介護を提供するので、丁寧な個別対応をしたい方にオススメです。

利用する方の身体の状態や性格に合わせた対応をすることが大切になります。

訪問介護の給与水準は、月額18万円から21万円程度が一般的な給与水準です。

平均するとちょうど月額20万円ぐらいになります。

夜勤のない介護の職場、放課後等デイサービス

放課後等デイサービスとは、一般的に小学生から高校生までの障害を持つ子どもが、学校帰りや土日祝日・長期休暇時に利用する通所訓練施設で、基本的には夜勤なしの介護職です。

主な仕事内容としては、療育・児童の送り迎え・請求事務・相談支援・支援計画作成・その他管理業務などになります。

保有している資格や、培ってきた経験を生かして指導員に転職する介護職の人も増えてきています。

そして介護関連の仕事の中でも今最も注目されている仕事でもあります。

放課後デイサービスのやりがいは、子どもに寄り添って働くことができることです。

子どもが好きな方には向いていて、さらに職場も割とアットホームな雰囲気のある施設が多いので、明るい環境で働けます。

そして介護の仕事は社会貢献性が高いといわれますが、その中でも特に未来のある子どもをケアすることからより社会貢献性の高い仕事といえるでしょう。

また将来的なニーズが高いともいわれています。

放課後等デイサービスで働くために必要な資格は?

放課後デイサービスに転職して働く場合は、応募資格として普通運転免許証、介護職員初任者研修、介護福祉士、社会福祉士、保育士、看護師のいずれかを保有していることが必須になります。

介護福祉士とは福祉関連の三大国家資格の一つで、取得しておけば今後安定した雇用が保証される資格です。今後ますます介護福祉士の需要は高まることが予想されており、介護現場で働くならぜひ取得して欲しい資格の一つです。
介護福祉士とは日常生活が困難になった方が、福祉や行政制度を利用できるように、相談に乗りながらサポートするお仕事です。受験資格を得るための条件を満たさなければ受験できないため、資格取得を目指す方は早めに行動することをおすすめします。

この仕事に向いている人は、子どもが好きな人です。障害を持った子どもの多くはコミュニケーションが苦手な場合があります。

そんな子ども達に優しく親身に接し、子どもにとって最も最適な選択を模索し続けることにやりがいを感じられる人が向いているでしょう。

給与水準としては、月額20万円前後が平均値になっています。

また、児童発達支援管理責任者の場合は、月額22万円から24万円と高水準です。

まとめ

このように、夜勤なしの介護職として働くにはデイサービス、デイケア、訪問介護、放課後デイサービスの4つの仕事がありました。

デイサービスは、通所介護サービスとして日帰りで通ってくれる高齢者の介護をすることができます。

デイケアは、通所リハビリテーションとしてリハビリがメインの仕事で日帰りサービスです。

訪問介護では、高齢者の自宅に通って日帰りで介護サービスをします。

放課後デイサービスは、障害を持つ子どもが通ってくれて日帰りで介護をすることができます。

それぞれの仕事の必要要件は違い、そして向き不向きもありますので、しっかりとそれまでの経験と自分の性格を振り返り自己分析をした上で、希望する仕事に応募することを推奨します。